プレストスクス prestosuchus
- 本文を読み上げ
プレストスクスは、約2億4,200万年前の中生代三畳紀に、現在のブラジルに生息していた爬虫類だよ。学名は「Prestosuchus」で、その姿は恐竜のようにも見えるけれど、実は恐竜ではなくて、「鰐類に近い爬虫類」というグループに属しているんだよ。
プレストスクスの全長はおおよそ5メートルから7メートルほどで、体の長さの割に頭が大きいのが特徴だよ。頭には鋭い歯がいっぱい並んでいて、その歯で獲物をガブリと捕まえるんだろうね。
プレストスクスは、4本の足で歩くことができるけれど、その足は恐竜のようにまっすぐ立っているのではなく、体の横に広がっているんだ。だから、身体を支えるために、お腹が地面に近いんだよ。
プレストスクスの食べ物は、他の小さな動物や魚だったと考えられているよ。その鋭い歯で獲物を捕まえ、大きな口でパクッと食べてしまうんだろうね。
プレストスクスの化石はブラジルで見つかっているよ。その化石を研究することで、昔の地球にはどんな生き物がいたのかがよく分かるね。
プレストスクスは、恐竜のような見た目を持ちながら、実は恐竜ではないというところがとてもユニークだね。