分類
生息地
時代
ジュラ紀
大きさ
約22m-35m
主食
植物食
本文を読み上げ

マメンチサウルスは、中生代ジュラ紀中期から白亜紀前期に生息していた巨大な植物食恐竜で、約1億6100万年から1億1400万年前のころ、中国の地を歩いていたんだよ。

学名の”mamenchisaurus”は、最初にこの恐竜の化石が見つかった中国の地名「馬門溪」から取られていて、「馬門溪のトカゲ」という意味だよ。
この恐竜の特徴は、なんといってもその超長い首!全長は22メートル以上もあるものとされ、その内の半分近くが首だったと考えられてるんだ。

首が長いのは、当時東南アジアでは高木の森林が発達していたと言われてて、首がすごい長くなったのもこうした樹木の葉を食べる事への対応とみなす意見もあったんだ。
だけど、頸椎の構造はマメンチサウルスがそれほど頭を高く持ち上げられなかったことを示しているんだよ。そのため、長い首は高所の葉を食べるためではなく、食物を探して歩き回るエネルギーのロスを極力減らすため、首を動かしてエサを探す方向に進化した結果だったのかも知れないんだ。