ティタノサウルス titanosaurus
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ティタノサウルスは、約1億年前の中生代白亜紀後期に生息していた巨大な植物食恐竜だよ。学名の「Titanosaurus」は、ギリシャ神話に登場する巨神「タイタン」から来ていて、「巨人のトカゲ」という意味があるんだ。その名前の通り、ティタノサウルスの全長は約12メートル~もあって、本当に巨大だったんだよ。ただ、竜脚類としては大型とは言えないんだ。
ちなみに、文献によってはチタノサウルス、あるいは英語式にタイタノサウルスと表記される場合もあるよ。
似たような名前で「チタノザウルス」という映画『メカゴジラの逆襲』に登場する恐竜型怪獣が居るんだけど、劇中における形状や生態などは大きく異なってるから本種とは関係ないんだ。
ティタノサウルスは四足歩行の恐竜で、太くてがっしりした脚を使って歩いていたんだ。その大きな体を支えるためには、頑丈な脚が必要だったんだね。また、長い首を使って地面に生えている植物を食べていたんだろうね。
ティタノサウルスの仲間には、色々な種類の恐竜がいて、それぞれに違った特徴があるんだよ。例えば、ある種類のティタノサウルスは背中にトゲがあったり、また別の種類は頭が特に大きかったりと、とても多様なグループなんだ。
ティタノサウルスの化石は、世界中で見つかっていて、特に南米やインド、中国などで多くの化石が見つかっているよ。