ノドサウルス nodosaurus

ノドサウルスは、「コブのあるトカゲ」という意味を持つ恐竜だよ。彼は白亜紀後期に生息していて、その化石はワイオミング州のフロンティア層でだけ見つかっているんだ。

ノドサウルスは全長4から6メートルほどで、体の上部を覆う骨製の皮膚板が特徴的な植物食恐竜だったんだよ。その皮膚板は体に沿って帯状に配置されていて、肋骨の上の細い帯とその間の広い板が交互に並んでいたんだ。広い板の部分は整然と並んだ骨製の節で覆われていて、それがこの恐竜の学名の由来となったんだよ。

四本の短い足と五本指の足、短い首、そして長く硬い棍棒のない尾を持っていたよ。頭は細長くて、尖った吻部、強力な顎、そして小さな歯を持っていたんだ。彼が食べていたのは柔らかい植物だと思われているよ。だって、彼は硬い繊維質の植物を噛むことはできなかったからね。それか、胃の中のガストロリス（飲み込む小石）と大きな腸を使って硬い植物を消化していたかもしれないよ。

ノドサウルスは北米で最初に発見された装甲恐竜の一つで、1889年にOthniel Charles Marshによって命名されたんだ。その後、Marshはこの恐竜を独自の科、ノドサウルス科に分類したんだ。今では、ノドサウルスはその科の中でノドサウルス亜科に分類されているよ。