ニジェールサウルス nigersaurus
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ニジェールサウルスは、約1億1500万年前から約1億500万年前の白亜紀中期にアフリカのニジェール地域に生息していた恐竜だよ。名前の「ニジェールサウルス」は、「ニジェールのトカゲ」っていう意味。この恐竜、特徴的な顔を持っていて、ちょっと変わった姿をしていたんだ。
まず、全長は約9メートルと、竜脚形類の中では小型の恐竜。でも、一番すごいのはまるで掃除機のヘッド部分みたいなその口。口は広くて扁平で、細長い歯がなんと500本も並んでいるんだ!そして、この歯はとても細かいもので、草を食べるのに適していたよ。彼の頭は地面に近く、首も地面に平行に伸びていたので、地面の低いところに生えている草をパクパクと食べていたんだろうね。つまり、植物食恐竜なんだ。
また、この恐竜の鼻の穴は頭頂部にあったよ。これはちょっと変わってるよね。そして、脊椎骨は非常に軽量化されていて、中は空洞になっていたんだ。このため、大きな体を持ちながらも、軽やかに動くことができたのかも。
ちなみに、彼の仲間には、他にも同じような扁平な顔を持つ恐竜がいるんだ。でも、500本もの歯を持つのは、ニジェールサウルスだけかもしれないね。
日本では、上野国立科学博物館で行われた「2009年大恐竜展」にニジェールサウルスが展示された事が有るんだ。そこで来館者に強烈な印象を与えて、フィギュアなどの関連グッズの生産が追いつかない程のブームになった事も有るんだよ。
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