マイアサウラ maiasaura

マイアサウラは、およそ7700万年前、中生代の終わり頃にあたる白亜紀後期に生息していた植物食恐竜だよ。学名の「Maiasaura」は、「良い母親のトカゲ」という意味で、とっても優しい名前がついているね。これは、マイアサウラが子どもたちの面倒をよく見ていたことから来ているんだ。全長は約9メートルほどだったんだよ。

マイアサウラは、とっても面倒見の良い恐竜で有名なんだ。なんとね、彼らの巣からはたくさんの卵と一緒に、小さな子どもの骨が見つかったんだよ。これって、マイアサウラが卵を大切に守り、孵化した後も子どもたちをしっかり育てていたことを教えてくれているんだ。そんな風に、お母さん恐竜が子どもたちを育てる姿は、他の恐竜ではあまり見つからない珍しい証拠なんだよ。

この大きな恐竜は、たくさんの植物を食べていたんだろうね。きっと、群れで行動していて、お互いに助け合いながら、大きな木の葉や低い草を食べていたんじゃないかな。

お母さんマイアサウラは、巣の中で卵を温め、小さな子どもたちが無事に大きくなるように見守っていたんだ。そして、子どもたちが自分でエサを見つけられるまで、ちゃんとエサを運んであげていたんだよ。こんなにも子育てをがんばる恐竜は、他にはあまりいないんだ。