デイノニクス deinonychus
- 本文を読み上げ
デイノニクスは、恐ろしく鋭い足の爪を持つ恐竜だよ。その名前も「恐ろしい爪」って意味があるから、とってもピッタリだね。
ちなみに「ディノニクス」と表記されることも有るけど、原語や英語でそのように発音する事は無いから誤記なんだ。
この恐竜は、中生代の白亜紀前期、約1億1500万年前から1億800万年前にかけて、今の北アメリカに住んでいたんだ。
全長は約3.5メートルぐらいで、軽自動車くらいの大きさだよ。でもそのサイズに似合わず、非常に攻撃的で獰猛な肉食恐竜で、一緒に狩りをすることで大きな獲物を捕らえることができたんだよ。
足についていた大きな「恐ろしい爪」は、獲物を捕らえるための主要な武器だったんだね。この爪は、おそらく獲物に飛びかかって体を引っ掻き切るのに使われていたと考えられているんだ。
デイノニクスの発見は、恐竜がただの大きな、鈍重な生き物じゃないことを科学者たちに示したんだ。それどころか、彼らは敏捷で知恵を使った狩りをする生き物だったんだよ。
デイノニクスのおかげで、恐竜のイメージを大きく変えることができたんだね。
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