分類
生息地
時代
白亜紀
大きさ
約1m
主食
雑食
本文を読み上げ

カウディプテリクスは、中生代白亜紀前期に今の中国で生息していた不思議な恐竜だよ。学名の「Caudipteryx」は、「尾に羽毛のあるもの」という意味で、短い尾に羽がついていたことに由来しているんだ。全長は約1メートルと、小さな子供くらいの大きさだったんだよ。

カウディプテリクスは、今の鳥と同じように二足歩行をしていたんだ。でもね、カウディプテリクスは鳥ではなくて、恐竜と鳥の中間のような生き物だったんだよ。体には羽毛があり、特に腕と尾には長い羽がついていた。これが彼をとっても特別な存在にしているんだ。

カウディプテリクスは化石から「胃石」が発見されていて、この「胃石」は食べたものを体内ですり潰して消化を助ける為のものなんだよ。これは、カウディプテリクスのような一部の獣脚類に見られ、現在の草食性の鳥やアザラシ等も胃石を取り込んでるんだって。
食性に関しては、雑食性か草食性のどちらかははっきりしていないんだ。

カウディプテリクスの化石は、その羽毛がとても良い状態で保存されているんだよ。だから、科学者たちは彼がどんな色をしていたか、どんな羽の形だったかを研究することができるんだ。